2S活動の取り組み⑥PDCA
2S活動の取り組み⑥PDCA
2018年2月14日(水)
カイゼンの魔術師、河合指導員が来社されました。
第五回目となる本日は、経営サイドへの教育と、新たな箇所の現場指導です。
当社二階会議室にて、社長・奥さん・息子の三者へ、2S活動への取り組みをどう改善していくのか、その方法について説明がありました。
河合指導員より、
「2S活動は、『PDCA※』で実施しましょう。」
「特にDoが一番大切で、キーポイントではないでしょうか。」
予定時間を30分以上オーバーし、人生観をふまえながら実行力について熱弁して頂きました。
※PDCA
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用
現場指導では、第二工場の新たな箇所の指導ということで、検査机下棚の2Sに取り掛かりました。ここには担当者レベルでは判断が出来ない備品が入っていたため、必要なものだけを残し、それ以外のものについては台車へ移動し、後に社長判断とすることとなりました。これにより整理が実行され、整頓出来る体制が整いました。そして必要と判断されたものには、表示をするよう指摘がありました。
↓検査机下棚を確認する様子 |
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↓整理された検査机下棚 |
↓不必要なものを台車へ移動 |
続いて第一工場の新たな箇所の指導は、ボルト置き場の整理整頓です。
この場所は以前より少しずつ2S活動を実施してきましたが、ボルトは使用頻度が高く、一気に整理整頓が進められないこともあり、一段ずつ実施することとなりました。ここは次回までにもう少し精査し、必要なものと不必要なものを分けることが宿題となりました。
第一工場は、「上着をロッカーへ片付ける」という前回の指摘が改善されておらず、また机の上も乱雑で、こちらについては再指導となりました。
↓ボルト置き場を確認する様子 |
↓改善されない第一工場の事務机 |
本日は経営サイドへ2S活動を『PDCA』で進めるようご指導頂きました。経営者サイドとして2S活動への取り組み方の統一と共に、2S活動の進め方が分からない社員に対して、『三段階問いかけ法』を実施することでルールの統一が図れるように教育して頂きました。
『三段階問いかけ法』とは『①それは何ですか』『②それは要りますか、要りませんか』『③要るならば、いつ要りますか』です。
河合指導員は「これを一つ一つ実施していけば必ずキレイな会社になります。」と断言されました。やはり整理整頓では要るか要らないかがキーポイントであり、ルールに則り基本を忘れず実施していくことの重要性を改めて実感させられる今回となりました。
河合敏直指導員(岐阜県認証「IoTカイゼン指導者」 No.12902)
公益財団法人ソフトピアジャパン
https://www.softopia.or.jp/(外部サイト)
岐阜商工会議所
https://www.gcci.or.jp/(外部サイト)
2S活動の取り組み①整理・整頓
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2S活動の取り組み②定位・定品・定量(3定)
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2S活動の取り組み⑤カイゼンの魔術師
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