2S活動の取り組み④長い目でみる
2018年1月17日(水)
カイゼンの魔術師、河合指導員が来社されました。
第四回目となる本日は、教育と前回の2Sが継続されているかのチェック、新たな箇所の指導です。
2S活動は、人間がやっています
本日の教育は、河合指導員が過去に指導した会社へ抜き打ち訪問された時の現場写真を教科書に、ディスカッションを行いました。
その会社は、2012年から2S活動に取り組まれ改善されるまでに多くの時間が掛かったそうです。また当初は2S活動へ反対する社員もいたり、温度差のある状態からのスタートだったそうです。しかし現場写真はそんな苦労を感じさせぬほど整理整頓された工場で、河合指導員も「今ではキレイな環境が継続されている」と褒めていらっしゃいました。また同時に改善前の現場写真を拝見しましたが、こんなに変われるんだと2S活動への期待が膨らみました。
次に現場指導では、以前に指導があった箇所を確認され、2Sが継続されていると評価を頂きました。作業環境が少しずつ改善されてきた状態にあります。
新たな箇所の指導では、机の上に散らかっていた工具類は一応に片付けられてはいるものの、片付けられている箱の中は乱雑で、定方向(縦方向)を意識する指導を頂きました。また個々の持ち場で無造作にかけてある上着は、ロッカーへ片付けるように指導をされました。
第一工場と第二工場の足並みが揃わない状況で、「同じ箇所の比較をしながら整理整頓を進めていくのはどうですか?」とアドバイスして頂きました。
(下写真比較:第一工場、第二工場の事務机比較)
第一工場の事務机 書類が乱雑に置かれている状態 判定:NG |
第二工場の事務机 書類が整理されている状態 判定:OK |
本日は他社の現場実例を拝見し「会社はここまで変われる」と知りました。地道な2S活動の継続と努力が、いつの間にか習慣となりキレイな職場を作り上げたのだと思います。
さて当社の現状は、2S活動に対しての取り組みがまだバラバラで、ルールを一本化しないと、また失敗してしまいそうです。
河合指導員から「2S活動は人間がやっています。機械がポンとやってくれる訳ではないのですぐに結果を求めず、一箇所一箇所確実に解決しましょう」と言われ、七転び八起きの気持ちで、2S活動を継続して実施したいと思います。
2S活動の取り組み①整理・整頓
https://kuriyamanetusyori.com/rep171116/>>詳しくはクリック
2S活動の取り組み②定位・定品・定量(3定)
https://kuriyamanetusyori.com/rep171201/>>詳しくはクリック
2S活動の取り組み③サブリーダーの選出と教育
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河合敏直指導員(岐阜県認証「IoTカイゼン指導者」 No.12902)
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